SEO(検索エンジン最適化)設定
ウェブ上で目立つ存在になりたいなら、検索エンジン最適化(SEO)の重要性は言うまでもありません。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、メタタイトルやメタディスクリプション、そしてcanonicalやmeta robotsなどの要素を理解し、戦略的に活用することが必要です。
タイトル・ディスクリプションから始まる効果的なSEO戦略
SEOにおいて、メタタイトル、メタディスクリプション、canonicalタグ、そしてmeta robotsタグは重要な要素です。これらを適切に最適化することは、検索エンジンでのランキング向上やユーザー体験の向上に繋がります。
検索エンジンは、ユーザーの検索クエリに基づいて最適な結果を提供するため、サイト内で設定したメタタイトルやメタディスクリプションよりも検索クエリに適したタイトルや抜粋を自動的に生成することがあります。
タイトルタグ
ページの内容を明確に伝え、検索エンジン結果ページ(SERP)でユーザーの注意を引くことができるものです。
- 重要なキーワードの使用
タイトルに重要なキーワードを含め、サイトが提供する主要なコンテンツやサービスを反映させましょう。
- ブランド名の明示
サイトのブランド名をタイトルに含め、ブランドの認知度を高めます。
- 一意性
他のページと区別できるように、トップページのタイトルは一意であるべきです。
- 正確な説明
タイトルがユーザーに正確な期待を与えるようにしましょう。虚偽の情報は避けてください。
- 読みやすさ
タイトルは簡潔で読みやすくなければなりません。重要な情報を先頭に配置し、不要な単語を避けましょう。
メタディスクリプション
検索エンジン結果ページ(SERP)に表示される要約文です。このテキストは、ユーザーが検索結果からコンテンツの内容を把握できるようにする重要な部分です。
- 要約と説明
ページの内容や提供する価値を簡潔かつ正確に説明します。
- キーワードの組み込み
ユーザーの検索クエリに関連するキーワードを含め、コンテンツの関連性を示します。
- ユーザーに向けた呼びかけ
ユーザーに対して何を期待しているか、または何を得られるかについて明示的に伝えます。
- 一意性
他のページとの区別がつくように、メタディスクリプションも一意であるべきです。
- 手引きやリンクの示唆
ユーザーにページを訪れる理由や、他の関連コンテンツへのリンクを示唆することができます。
メタキーワード
特定のウェブページの内容やテーマを説明するために用意されたキーワードやフレーズのリストです。
メタキーワードはかつて検索エンジンの検索結果に影響を与えるために使用されていましたが、現在では主要な検索エンジン(例: Google)がこれを無視する傾向があり、SEO(Search Engine Optimization)の観点からはあまり意味がないとされています。
canonical タグ
特定のページの正規の(またはカノニカルな)バージョンを指定するために使用されるHTML要素です。このタグは、同じまたは非常に類似したコンテンツが複数のURLに存在する場合に、検索エンジンに対して正しいページを指し示すのに役立ちます。
- 重複コンテンツの解決
サイト内で同じまたは非常に似たコンテンツが複数のURLに存在する場合、検索エンジンはどのURLを索引化すべきかを判断するのが難しくなります。 タグを使用することで、正規のURLを指定し、重複コンテンツの解決に寄与します。
- ページの統一
カノニカルタグは、複数のバージョンが存在する場合でも、検索エンジンに対して一貫性のある情報を提供します。これにより、検索エンジンが正確に評価しやすくなります。
- クロール効率の向上
カノニカルタグを使用することで、クローラーが不要なページをクロールするのを防ぎ、サイト全体のクロール効率を向上させることができます。
- 検索エンジン結果の一元化
カノニカルタグが正しく設定されていると、検索エンジン結果ページ(SERP)に表示されるURLも一元化され、ユーザーに対してもわかりやすくなります。
reDiverでは全てのページで最適化したcanonicalタグを挿入しておりますので、特別な理由がない限り設定しないでください。
SEOの設定方法
reDiverではテーマ独自のSEO設定機能を搭載しております。基本的にはデフォルト状態で最適ですので、特別こだわりがない場合には複雑な設定は必要ありません。
Diverオプション > SEO設定 に移動してください。
- タイトルタグ・メタディスクリプション
- canonicalタグ
- メタロボット
SEO基本設定
【SEO設定を有効にする】にチェックをすることで設定項目が反映されます。プラグインを利用してSEO設定を利用したい場合には、チェックを外して保存してください。
- サイトタイトル
トップページのタイトルタグや、下層ページのタイトルタグの後ろに付与されます。
基本的にはサイト名で問題ありません。余計なキーワードやブランド名を使用しないようにしてください。
- タイトルタグの後ろに『 』で区切ってサイトタイトルを付与
下層ページのタイトルタグの後ろにサイト名を付与します。
<title>クリエイティブなウェブデザイン | [サイト名]</title>
サイト名をタイトルタグに含めることは、一貫性やブランド認知度の向上に寄与します。
- キャッチコピー
トップページのメタディスクリプションタグ等に利用されます。
メタディスクリプションは、検索エンジン結果ページ(SERP)に表示される要約文です。このテキストは、ユーザーが検索結果からコンテンツの内容を把握できるようにする重要な部分です。
プラグインのSEO設定をそのまま使いたい場合
テーマ移行時やプラグインの方が使い慣れているという場合には、SEOプラグインをreDiverでそのまま利用することができます。プラグインを利用する場合も考慮して製作しているので、reDiver独自のSEO設定を利用しないと不利益が生じるということはありません。
しかしプラグイン側もテーマ側もすでにSEO設定がされているかということを検知することができないため、設定が重複してしまう可能性があります。
そのため、プラグインにてSEO設定を利用する場合にはDiverのSEO設定は無効にして重複設定を避けるようにしてください。
- SEO設定を無効にする
- OGP設定を無効にする
プラグインで利用している機能のみを無効にしてください。